2012年12月9日日曜日

サン・マルタン島のTV番組

最近自宅にようやくテレビがやってきました。フランスのサービスに加入したので番組はすべてフランスの番組です。ヨーロッパ本土のチャンネルに加え、グアドループやマルティニーク、フランス領ギアナのローカルチャンネル等も見られます。
私のお気に入りは、いくつかあるドキュメンタリー系旅番組で世界中の国々について取り上げていてとっても面白いです。アジアもよく出てきます。元フランス領のベトナム、カンボジアについての番組がまず多いのですが、日本が出てくるのを何回も見ました。頻度高いです。当初自分が日本人だからそう感じるだけではないのか?と思っていたのですが、やはりよく見覚えのある日本の映像を目にします。それに加え日本のアニメ(ワンピースとかポケモン)も放送しています。フランス人って日本に興味のある人が多いなあ、何でだろ、と常々思っていたのですが、その理由の一つにこのテレビ事情が影響しているのではないか、と今更ながら思う今日この頃であります。

2012年11月26日月曜日

海岸の乗馬

セント・マーチン島には乗馬できる施設がいくつかあります。その中でも南国ならではのお勧めコースは砂浜上を散歩したり乗馬したまま海に入って行くというものです。その場合、馬の背中近くの深さまで入水する為乗る人は水着を着用した方が良いです。海の中に入ると馬は陸上より力を使うせいか、鼻息を荒げて一生懸命歩いてくれます。


2012年11月12日月曜日

やっぱり高級な島

約一年ぶりにお隣の島、サン・バルテレミー島に行ってきました。
今回は車は借りずに街の中心付近を徒歩で散策。小ぢんまりとしたお店が多いです。
エルメスとかルイ・ヴィトンとかフランスを代表するブランドのブティックがあったり、他のカリブの島では手に入らないような凝った品物も売っています。全体的にみて値段の安さよりは品質の高さが優先されていると思います。サン・バルテレミー島はさすが高級なフランスの島だけあってかそういう需要になっているのでしょう。
お店の営業時間には注意が必要です。お昼に一度閉まる店が多くその時間帯街にいてもまるで休日のようにガランとしています。再オープンはPM4時とか結構遅くスペインのシエスタみたいな感じです。




2012年10月30日火曜日

アンティグア・バーブーダ

アンティグア・バーブーダはお隣のセントキッツ&ネービスと同じく英国系の独立国です。人口10万人以下のミニ国家です。日本で例えると一つの市くらいの人口なのにそれで一つの国家というのは、、う〜ん、やっぱり島だからですね。この国は主にアンティグア島とバーブーダ島で成り立っていて、アンティグア島がメインの島です。街の中心ではあまり新しい建物を見かけず、一般的にお店からは一昔前の雰囲気が漂っています。ただ、アンティグア島は大型客船の寄港地にもなっているので、その港付近には観光客向けの小綺麗なショッピングモールがあります。そこだけちょっと異空間です。それから全体的にレストランが少なくて探すのに苦労しました。街中はこんな感じですが、郊外に行くと結構豪華な家があまり目立たないように建っている場合があります。

アンティグアの空の玄関口、首都セントジョンズの国際空港はハブ空港になっていて複数の航空会社が乗り入れています。大体が英語圏の国・島間の就航です。その為アンティグア経由でカリブ諸島の他の島に行く人、あるいはアメリカやヨーロッパに向かう人は多いと思います。

CavalierやEnglish Harbour(ラム酒)を製造しているアンティグア蒸留所


2012年10月29日月曜日

スシレストラン

今年の二月に初めて訪れたセント・キッツ島とネイビス島に再び行ってきました。前回乗る事のできなかったセント・キッツ島内を走る列車には残念ながら今回も観光の時間を確保できず乗れませんでした。セント・キッツ島の北部から海を挟んで見える島が綺麗です。この島、今までサバ島かと思っていたのですが、そうではなくオランダ領のシント・ユースタティウス島でした。

今回の嬉しい発見は、ここ周辺では珍しい美味しいスシレストランを見つけた事です。特に調べていった訳ではなく、たまたま期待せずに入ったお店だったのですが。寿司をつくっていたのは必勝と書かれたハチマキをしたインドネシア人のお二人で日本語も少しだけ理解でき、丁寧に仕事をする人達でした。セント・マーチン島にこんなお店があったら間違いなく通います。

セント・キッツ島から眺めるシント・ユースタティウス島

2012年9月30日日曜日

入口に国境があるレストラン

昨夜セント・マーチン島のあるレストランに行ったのですが、メニューにSashimiがあったので迷わず注文。久しぶりのマグロとサーモンの刺身に舌鼓。このレストラン付近には国境があるのでお店の人にここはフレンチサイドですか、ダッチサイドですか?と聞いたら、ここはダッチサイドです、との事。ふ〜ん、そうなんですか、ここはまだフレンチサイドだと思ってた。では国境はどの辺ですかと尋ねると驚愕の答えが。あそこです、彼の指はお店の入口を指している。えっ、ちょっ、ちょっと良くわからないんですが。あれです、よく見るとお店の入口までがギリギリ陸でお店の中はマリーナの水上に建てられていたのでした。だから以下の写真のお店の入口が国境なのだそうです。
… びっくりするわ!

これ、国境です

海面に映る月明り

昨夜は月が異様に明るく海面をライトアップしていました。神秘的。


コックピット

サバ島からセント・マーチン島への帰りの飛行機では一番前の席に座りました。この飛行機は20人乗りくらいの小型なもので客席とコックピットの間にドアが付いていません。だから操縦の様子が超間近で見られます。写真はセント・マーチン島の空港へ着陸直前、マホビーチ上空付近です。


ゆっくり流れるサバ島の時間

サバ島の集落は屋根の色が統一されていて、高いところから眺めれば特に綺麗です。実際に集落の中に入るとゆっくりと時間の流れるヨーロッパの村みたいな感じがします。



2012年9月26日水曜日

サバ島で日本の中古建機目撃

サバ島で以前日本で使われていたであろう中古建機を目撃しました。車体には(有)〇〇土木の文字が。調べたところ日本に存在する会社のようです。一体どんな経路でこんな辺境の島までやって来たのでしょう。サバ島内の車も日本車が大半です。サン・マルタン島でも同じく日本車はとてもたくさん走っていますが日本人はほぼ皆無です。日本車は当たり前の様にあるのに、日本の文化、日本人、日本語についてよく知っている人はほとんどいません。このギャップにいつも歯がゆい思いがしています。

2012年9月25日火曜日

オランダ領、サバ島

サバ島(オランダ領)は島のほとんどが山で、いくつかの街、というか、いくつかの「集落」があります。人口約1,500人の小さな島です。島内にあるシーナリー山(877m)はヨーロッパ本土を含むオランダ領土の中で一番の高さ。オランダ一です。シーナリー山の山頂付近にはいつも雲が漂っています。
それから、ここサバ島にはオランダ一はおろか、世界一のものがあるんです。飛行機に詳しい人は知っているかもですが、それは、滑走路の「短さ」です。約400mです。滑走路の先は断崖絶壁なので、もし離着陸に失敗するとそのまま崖から転落してしまうと思います。

シーナリー山
サバ島の空港

2012年9月2日日曜日

シャッター

自宅の窓に備え付けられているシャッターを紹介します。ここは一年中暑いのでシャッターを閉め切っても風が通るように細かい穴が空いています。外から見た場合、穴が空いている事はほとんどわからないのですが室内から見ると写真の通りです。シャッターを閉め切っても内側の窓を開けておけば、風、光、音が入ってくるので外の気配をよく感じる事が出来とても気に入っています。



2012年8月19日日曜日

現地日本人情報

サン・マルタン島に引越して来て一年強、この島在住の日本人にお会いした事がありません。でも今週ついに島内に住んでいるという日本人の方の具体的な名前を聞きました。どうやら私以外にも2〜3名日本人の方が在住しているみたいです(不確定情報)。でもまだ実際お会いした訳ではないので、在住日本人に会わない期間記録は更新中です。
それから同じく今週、日本語を勉強したいという子供が現れました。サン・マルタン島に日本人が居るという話を知人に聞いたそうで、それで私に話がきました。う〜ん、あんまり自分が先生に向いているとも思えないのですが、何か変な義務感みたいなものも感じるので、どうなるかわかりませんがやってみようと思います。

近所のお気に入りレストラン

2012年8月2日木曜日

蚊がほとんどいない

新しく引越した家にはラッキーな事に蚊がほとんどいません。何でかはっきりわからないのですが、たぶん目の前が海の為、海風が強くて蚊が近づけないか、元々蚊が隠れていそうな類いの植物が傍にないので生息していないのだと思います。前の住居では常に蚊に目を光らせていなければならず、深夜一匹の蚊に起こされる事もあり、まさに私の天敵でした。
新居のあるエリアは大きな道路に面していないのでとても静かです。ずいぶんと環境が改善されました。ただ、海に近い分ハリケーンでも来た時の被害リスクは高いですが。。

2012年6月26日火曜日

マリゴのイミグレーション

以前書きましたが、サン・マルタン島のキャピタル、Marigot(マリゴ)はこぢんまりとした街で街の中心部に港があり、そこにこれまた小さいイミグレーションが存在しています。知らない人が見たらとてもイミグレには見えないと思います。この港と行き来のある島は、主にお隣の英国領アンギラ島と、同じくお隣の島であるフランス海外準県サン・バルテレミー島です。就航している船もミニサイズでとても国際線(一応)には見えません。写真の船はサン・マルタン島 - アンギラ島間を就航している船です。


2012年6月12日火曜日

熱帯雨林の有無

一般的にサン・マルタン島の山にはあまり背の高い木が生えていません。グアドループ島のスフリエール山にあるような鬱蒼とした熱帯雨林が皆無です。だからサン・マルタン島の山々は何て言うか、とってもさっぱりした感じです。もしここで遭難したとしても生きて帰って来られる気がします。というか、遭難はしないと思います。



2012年6月7日木曜日

フレンチカリブのモンブラン

ケーキのモンブランと言うと、普通想像するのは栗を使ったモン・ブラン・オ・マロン(Mont-Blanc aux marrons)ですよね。でもフレンチカリブのモンブランには栗が全く入っていません。こちらでは栗の代わりにココナッツを使ったモン・ブラン・オ・ココ(Mont-Blanc au coco)です。ケーキの色も栗色ではなく真っ白だし、味だけではなく見た目にも全く違うケーキです。でもMont-Blancって「白い山」という意味だから、フレンチカリブのモンブランの方が本来のケーキの名前の意味に沿っていると思います。


2012年5月31日木曜日

郵便局のスズキ ジムニー

フランスの郵便配達車と言うとルノーの黄色いKangoo(カングー)が定番ですが、ここサン・マルタン島では郵便局の車として何とSUZUKIのジムニーが採用されているんです。初めて見た時はびっくりすると同時に日本人としてはとても嬉しくて、ついつい顔がニヤけてしまいました。郵便局の車以外の一般車としてもジムニーの人気は高く島内でよく見かけます。セント・マーチン島におけるSUZUKI人気はかなり高く、中でも一番人気はGRAND VITARA(エスクード)です。何故これらの車種が人気かというと、セント・マーチン島では坂道や悪路が割と多いし、激しい豪雨の後は道路が冠水する場合があるので、それらに対応できる車種が求められる、という事なのだと思います。


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2012年5月9日水曜日

セントマーチン両領土の違い

セント・マーチン島のフレンチサイドとダッチサイドはその境界にさえ気が付かない程簡単に自由に行き来できます。…とは言ってもやっぱり違う国同士なのでそれぞれ違う制度の下に生活があります。それらの違いはかなり興味深いです。例えばフランス側の警察がフランス本土から派遣されてくるのに対して、オランダ側では現地採用をしていたり、車のナンバープレートも別々です。休日もそれぞれ違うので、フランス側が休日で店がほとんど閉まっていても車で5分、10分走りオランダ側に行けばそこには平日の生活があります。違いの多くは選択肢が増えるという点で基本的に便利なのですが、中には不便な事もあります。例えば両サイドで電圧が違う為、片方で気に入った電化製品があってももう片方のサイドでは変圧器がなければ使えません。あとは私の滞在許可証はフランスのものなので、今のままではオランダ側の住民にはなれません…など。
こんな小さな島の中で制度が二つに分かれているなんて本当に不思議です。
違いというものを「面白い」と感じられる人ならば、セント・マーチン島をさらに楽しめると思います。

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2012年5月5日土曜日

カリブ諸島に花粉症はある?

先週はマイアミ経由でニューヨークに行っていました。その間ニューヨークでは花粉の影響でずっと鼻がムズムズして目もかゆかったのですがサン・マルタン島に帰ってきたらピタリと止まりました。確かこの季節、私の場合パリでも花粉の症状がでていた記憶があります。
もちろん日本でも2月から5月にかけては堪え難いものがありました。
今カリブ諸島に移って来て既に丸一年以上経過しました。この一年を通して花粉の症状はありません。サン・マルタン島でもグアドループ島でも花粉症の人というのは聞いた事がありません。…ということは、たぶん、おぉ、ブラヴォー!今後ここにいる限り花粉症の悩みからは解放されそうです!

2012年4月17日火曜日

欧米主要都市との直行便

世界地図でセント・マーチン島を見るとカリブ諸島にすごーく小さくぽつんと存在していて辺境の小島みたいですね。確かに地図で単に島の位置だけを見ればそうなのですが、実際にはダッチサイドのプリンセス・ジュリアナ国際空港からはパリ、アムステルダム、ニューヨーク、マイアミなど欧米の主要都市と直行便でつながっています。それに加え近隣のカリブの島々にもかなり便が出ています。あとセント・マーチン島は小さい島なのでどこに住んでいても30〜40分あれば空港まで到着できます。以上の事からこんな小島に住んでいるにも関わらず世界中どこに行くにも結構アクセスが良いのです。もちろんその逆もまた然りです。ただ、やっぱりどうしても日本までは遠いのですが。。

プリンセス・ジュリアナ空港と直行便で結ばれている都市または島



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2012年4月13日金曜日

陸海共用ガソリンスタンド

私の自宅から最寄のガソリンスタンドは車用と、さらに船用を兼ねている為、写真のような立地にあります。少し奥まったわかりにくい場所にあるのですが、1EUR=1USDで営業しているのでたいへん繁盛しています。もちろんほとんどのお客さんはUSDで支払っていると思います。
セント・マーチン島は小島なのにユーロ、USドル、アンティル・ギルダーと3つの通貨が流通しているかなり不思議な島です。


2012年4月10日火曜日

グラン・カズ空港

セント・マーチン島の空港と言えば、ほとんどの人がダッチサイドにあるプリンセス・ジュリアナ空港を思い浮かべると思います。でも、フレンチサイドにも小さな空港があるんです。それはグラン・カズ エスペランス空港(Aéroport de Grand-Case Espérance)と言って、主にカリブ諸島にあるフランス海外県・準県間を就航しています。本当に小規模で夕方には既に最終便、というようなミニ空港です。でも私の場合、利用するのはこの小さい空港の方が多いのです。それはサン・マルタン島 - グアドループ島間の飛行機がこの空港に発着するからです。両島の飛行時間は約40分。
そんなグラン・カズ エスペランス空港なのですが、実は現在国際空港化に向けて具体的に計画が進行しています。敷地も滑走路もかなり拡大させるようです。完成した暁には、こんな小さいセント・マーチン島に国際空港が二つも存在するという世界的にみても極めて珍しい状況がうまれるでしょう。(一応、国境があるので当然といえば当然か。)


2012年4月4日水曜日

小島同士の飛行

カリブの小島同士を行き来するこちらの飛行機は無理矢理例えると小さい空飛ぶ列車やバスに近いです。どういう事かと言うと、A島を出発した50名乗りの飛行機が僅か20分後にB島に到着し、10名程乗込んでC島に向かい、C島は人気の島なので30名程降り、代わりに30名乗って来て終点のD島に出発する、という感じなのです。飛行機は指定席の場合もあれば自由席の場合もあります。早いと20分くらいで目的の島に到着してしまう為飲み物が出てくる暇もありません。
それぞれの島は近くても別の国だったりするので、言葉も違えば法律も住んでいる人の感じも、もちろん街の様子も違いますし、、あるいは類似している部分もあります。この状況を体験すると私の場合「銀河鉄道999」が頭に浮かんできます。そして鉄郎になった気分になります。


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2012年4月1日日曜日

自然との距離

サン・マルタン島の面積は決して広くない為市街地と自然との距離がとても近いです。繁華街から車で15分も走ればすぐ自然いっぱいの場所に行く事ができます。逆から考えると周りに何もないような場所に住んでいても車さえあればすぐに繁華街に出られます。それから動物達との距離も近く、郊外に行くとヤギが群れになって公道を散歩していたり、イグアナが道を横断しているのを目撃したり、道端では馬が草を食べていたりします。


2012年3月26日月曜日

フランス海外県と海外準県

グアドループ島はフランスの海外県でサン・マルタン島はフランスの海外準県です。え、海外県と海外準県って何が違うの?と疑問をもつ方が多いと思います。海外県はDépartements d'outre-merと言って、フランス本土の飛び地のようなものなので、基本的にフランス本土と同じ法律の中にあります。一方、海外準県は…、(一般的には海外準県と呼ばれているものの)フランス語ではCollectivité d'outre-merと言って直訳はフランス海外自治体みたいな意味です。だからフランス本土とはまた異なる独自のルールをもっているのです。サン・マルタン島の場合でわかりやすい例を挙げると、サン・マルタン島で消費税(TVA)は課税されません。フランスの消費税率19.6%が一切かからない代わりにTGCAというサン・マルタン島オリジナルの税金が2%だけかかります。タバコの税率もとても低くタバコの値段はフランス本土の四、五分の一くらいです。(その割には喫煙率はフランス本土よりも低い気がする)その他諸々、消費者の立場で考えると有利な事が多いです。あとは、そうですね、他には…、USドルが使えたり、走っている車のメーカーもフランス本土やグアドループ島とだいぶ異なるので、参入メーカーや流通経路が違うのだと思います。自動車でも食材でもアメリカ企業のものが多い事が特徴です。

2012年3月20日火曜日

カリブ諸島の複雑さ

フレンチカリビアンの島々には日本大使館や領事館がありません。出張所的なものも皆無です。では私は在留届とか在外選挙登録とか日本との繋がりをどこで持っているかと言うとParisにある在仏日本大使館なのです。Parisの日本大使館はフランスの海外領土も管轄しています。いくらフランス本土から離れていても私はフランスのシステムの中にいる外国人という扱いなのです。
でも例えば私の住むすぐ隣の島はイギリス領だったりオランダ領だったり独立国家だったりする訳でそうするとフランスとの関係は全くありませんのでそれぞれ違うシステムの滞在許可になります。このようにカリブ諸島の島々はとても複雑な事になっています。近場の島でも言語、通貨、政治、文化…などなどが異なります。

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2012年3月19日月曜日

カリブの現役列車

セント・キッツ島(セント・クリストファー島)には何と現役で列車が走っています。この列車は以前サトウキビを運ぶ為に使われていましたが現在は産業が衰退した為観光客向けにシフトチェンジして営業しています。前回は乗る時間がなかったので今度訪れるチャンスがあったら是非乗ってみたいと思います。

St. Kitts Scenic Railway
http://www.stkittsscenicrailway.com


2012年3月11日日曜日

セント・マーチン島の呼び方

ややこしい話ですが、セント・マーチン島の事をサン・マルタン島、シント・マールテン島と呼ぶ事があります。これはまず下記のような三つの言語の違いによるものです。

セント・マーチン(英語:Saint Martin)
サン・マルタン(フランス語:Saint Martin)
シント・マールテン(オランダ語:Sint Maarten)

それに加えて、それぞれの呼び方で場所を限定している場合があります。つまり、
サン・マルタンと言えば、島の北半分のフランス領
シント・マールテンは、島の南半分のオランダ側
を指します。
英語でセント・マーチンと言った場合は島全体をさす場合もあるし、フレンチサイドとはっきり限定すればフランス領、ダッチサイドと言えばオランダ側の事です。

基本的にはこの様な違いがあるのですが、皆さんこの違いを徹底して使い分けているとも思えないのでご参考までに。

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カリブ諸島 セントマーチン島

2012年3月5日月曜日

ベトナムレストラン

サン・マルタン島での食生活は自炊が多いのですが、週に一度くらいはレストランに行きます。この島には色々な種類のレストランがあるので料理のバリエーションには事欠きません。それぞれ美味しく、全体的にレベルが高いと思います。でもその中で私が一番ホッとすると言うか、体に合うのはベトナム人の方が営業しているベトナムレストランです。もう、何て言うか理屈とかではなく体に合うんです。そういう時、ああ自分はやはりアジア人だ、と実感するのです。

2012年2月26日日曜日

ジェットスキー

サン・マルタン島には遊ぶ所がたくさんあるのですが、やっぱりここは南国なのでマリンレジャーがメインです。今日は生涯二度目のジェットスキーに挑戦してきました。ジェットスキーに乗る為にここでは(インストラクターと一緒なら?)免許は特に必要ありません。今日のインストラクターの方、どこかで見た事あるなと思ったら、以前こことは全く関係のないサン・マルタン島のある場所でお会いした事があったのでした!その方も覚えてくれていて、本当に予期できないシチュエーションでの再会となりました。サン・マルタン島は決して広くないので街中でよく知り合いに遭遇したり見かけたりします。サン・マルタン島在住歴1年に満たない私でさえそうなのだから、このままずっと住んでいたら知り合い密度がかなり濃くなるのだと思います。
肝心のジェットスキーは、天気も良かったし、最高でした!今日乗っていた時間は1時間半くらいです。それでも気がつけば結構日焼けしました。次回はもっと長時間、長距離のコースに挑戦したいと思います。一番長距離のコースは5時間半くらいかけてサン・マルタン島を一周します。

JET Extreme
http://jetextremesaintmartin.com

2012年2月24日金曜日

マルティニーク出身女性歌手

マルティニーク島出身のGoldeeというシンガーを知ったのですが、彼女の「Chaque Jour」という曲のPVをご覧下さい。何故か撮影場所が東京です。


Chaque Jour (Goldee) by HipHopKreyol

Parisの地下鉄の中で東京の夢を、しかもマルティニーク出身の彼女がみる、というまさかの展開には不意をつかれました。しかしまた何故に撮影場所が東京なのか知りたいです。Goldeeはナチュラルな感じでとってもキュートですね。

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2012年2月23日木曜日

グアドループのカーニバル!

先週末行われたグアドループのカーニバルの写真と動画です。カーニバルは15時頃から始まり、21時くらいまで行われていました。かなり盛り上がっていましたよ!カーニバル開催場所は日替わりで違い、この日はPointe-à-Pitre(ポアンタピトル)でした。



2012年2月17日金曜日

ミニ国家

セント・キッツ&ネイビス(別名セントクリストファー・ネイビス)はセント・キッツ島とネイビス島から成るミニ国家です。両島の行き来にはフェリーを利用します。車ごとフェリーに乗って渡る事もできます。その場合なるべく早めに行く事をおすすめします。フェリーは大型ではないので車が乗りきれなくなるかもしれません。両島とも全体的にのんびりしています。街中の建物は古めかしいものが多いのですが、郊外では豪邸を目にします。これらは主に自分達が住む為ではなく投資目的に建てられたものと聞きました。現在も建築中の家が多いです。観光客は欧米人が多く、感じ的にはイギリス人が多数を占めているという印象です。もし、この島である金額以上の家を所有するとこの国の国民になれるそうです。

フェリーは元軍艦

2012年2月12日日曜日

SUBWAY

セント・マーチン島にもサンドイッチチェーンのSUBWAYがあってよく利用しています。セント・マーチン島は小さい島ですが私の知っている範囲でSUBWAYを6店舗確認済です。そのほとんどがオランダ側に出店しています。私がこの島に来た当初、フランス側にはSUBWAYがないのかと思っていたのですが、その後Marigot港近くに一店舗だけもの凄く小さいSUBWAYがある事に気が付きました。しかも分かりにくい場所にあります。これ本当にオフィシャルなSUBWAYなんだろうか?と思い入店してサンドイッチを買って食べましたが特に他店と変わらなかったので、たぶん本物のSUBWAYです。


2012年2月7日火曜日

Pinel島

サン・マルタン島のフレンチサイドに小さな離島、Pinel島があります。ピネル島までは本島からとても近く渡り舟で5分くらいです。ピネル島のビーチの一角は波が穏やかなので、サン・マルタン島の観光案内所は子供連れの家族の行楽地としてもお勧めしているそうです。島内にはレストランやおみやげ屋さんもあります。レストランはいわゆる海の家っぽい感じなのですが、料理は想像以上に本格的です。ロブスターを注文する際にはどのロブスターにするか、ビーチにある生簀にお店の人と一緒に行って自分で選べます。何気なく頼んだバーガーも絶品でした。老若男女、観光客、地元の人、誰でも楽しめる小さな島です。あ、宿泊施設はないと思います。最終の渡り舟は17時頃でした。



2012年2月1日水曜日

アンティル・ギルダー

サン・マルタン島のフランス側の通貨はユーロで、オランダ側の通貨はUSドルかアンティル・ギルダーです。オランダ側のお店に行くと、USドルとアンティル・ギルダー両方の値段が併記してあったりします。私の感覚ですが、サン・マルタン島で生活している人も、旅行者も、アンティル・ギルダーよりUSドルを使う場合がずっと多いと思います。あと、それに似た事として、オランダ側の人達は普通オランダ語を喋るのではなく英語を喋っています。なので、サン・マルタン島のダッチサイドが凄くオランダみたいかと言うと、実際はあまりそういう感じがしません。
一方、フランス側は基本的に通貨はユーロで言語はフランス語なので、フランスの一部、という感じがします。


2012年1月29日日曜日

カイトサーフィン

サン・マルタン島に来て初めて知った、以前から気になっていたマリンスポーツを昨日間近で見てきました。どうやら「カイトサーフィン」と言うらしいです。初めてやる時はちょっと恐そうだけれど、とっても楽しそう!サン・マルタン島はこのようなマリンスポーツをはじめとして、様々なアクティビティがあるのでかなり楽しめる島だと思います。


2012年1月23日月曜日

グアドループ島の道路はよく整備されていてフランス本土の道と同レベルと言っていいと思います。主要道路で悪路はまずありません。道の作りも標識もスピード制限速度もフランス本土とほぼ同じなのでそこを走ればヨーロッパの道路をドライブしているかのようです。もし車やバイクで気持ちよく道を駆け抜けたいならグアドループ島はそれにとても適していると思います。
一方、サン・マルタン島の道路の舗装レベルは低いです。よく暴風雨の後にアスファルトにボッコリと大きな穴が開いたりします。しかしそれは健全なアスファルトに穴が開いた、と言うよりは、元々穴に詰めてあった砂利が大雨で流され出た、という事のようです。それでまた詰めてはまた流れ出ているので、何で??一度できっちり舗装し直せないの?と思うのですが何故かそうなりません。そんな環境下なのでサン・マルタン島には車高の高い4×4の車が異様に多いです。むしろ4駆の性能を発揮したいが為に悪路をキープし続けているのではないか、とさえ思えるようになりました。ちなみにグアドループはフランス海外県、サン・マルタンはフランス海外準県です。道路予算の違いでも何かあるのでしょうか。。
 

2012年1月16日月曜日

セントマーチン島マホビーチ

セント・マーチン島の有名観光スポットのひとつにマホ・ビーチがあります。これを目当てにやってくる人も少なくないでしょう。マホ・ビーチはその名の通りビーチであって、そのビーチ自体は何の変哲もないのですが…、お目当ては、そのビーチ上空を超低空で飛行し、すぐ隣にあるプリンセス・ジュリアナ国際空港に着陸する様を見る事と、離陸時に発生する強力なジェット噴射を体感する事です。これらの動画はインターネット上にたくさんアップされていますが、今まで見た中で一番の低空飛行はこれです。


ジェット噴射をモロに受け、特に物が飛んできそうな場所は危険です。(警告板には命の保証はしません的な事が書かれている)とは言ってもやっぱり人気スポットだし、これが売りになっている部分もあるので観光客は絶えません。
この空港の滑走路は短く、さらに目の前にある山も避けなければならないので、離陸時に通常より急激な加速が必要になり、だからその分噴射力も強いのだそうです。


2012年1月9日月曜日

カリビアンシネマズ

セント・マーチン島にも映画館があります。映画館の名前はカリビアンシネマズ。まさにそのままの名称なのでとても覚え易いですね。カリビアンシネマズはチェーン展開をしていて主に東カリブの英語圏の島々をカバーしているようです。セント・マーチン島にはカジノが多くあるせいか、、どうかはわかりませんがセント・マーチン島のカリビアンシネマズは何処となくカジノチックです。チケットをチェックする人が妙にドレスアップしていたり、ポップコーンやジュースを買う店もあまりカジュアルな感じがしなくて、とっても新感覚でした。スクリーンも大きいし音も悪くなく椅子も座りやすかったです。そしてチケット料金はUS$6.75。日本の3分の1程度の値段だから十分満足です!

http://www.caribbeancinemas.com

2012年1月4日水曜日

七味唐辛子

先日、たまたま車で通りかかったオランダ側の店に入ってみたのですが、そこで長らく探し求めていた品発見。そ、れ、は、「七味唐辛子」です。蕎麦やうどんはこちらでも手に入るのですが、日本人としてそれらを食べる際、やはり…あれが足りない、あれが必要だ、と求め続けていたもの、そう、それが「七味唐辛子」です。袋の表には[NANAMI TOGARASHI]と書いてあったり、袋の裏には日本製と表記してあるもののバーコードから判断するにアメリカ製?と少し怪しい部分はあるけれど、味は日本のものと変わりありません。サン・マルタン島には日本人がほとんど住んでいないはずなのに何故か日本食材の品揃えが想像以上に豊富です。


2012年1月1日日曜日

そして新年

新年あけましておめでとうございます!
こちらはサン・マルタン島で新しい年を迎え、本日元旦は適当にドライブに出かけました。島内はまだまだ知らないところが多く、違う町に行く度に色々な発見があります。サン・マルタン島の町はそれぞれが小さいのだけど、何ていうか各町、各エリアにとても特色があると感じます。主要繁華街の他、レストランがしのぎを削る町、別荘地的な町、完全に観光客の為のエリア、などなど。さらに島内に国境があるという事がそれに拍車を掛け一粒で二度美味しい、みたいな感じになっています。今日はフレンチサイドにあるスパ、リゾートホテルがあるエリアに行きました。敷地内は観光客の為に施設が充実していてサン・マルタン島の新たな一面をみました。